skype(スカイプ)入門書

著者は、2005年学生だった池嶋 俊氏。
題名は、『無料IP電話を支えるピアツーピア技術 Skypeの仕組み 入門』です。

内容は、1章から10章までと付録という形で、非常に読みやすかったです。

同書は、スカイプの魅力が、満載でした。

私自身、スカイプは、プライベートで時々使用しますし、以前は遠隔地での双方向通信で、セミナーを開催したこともあります。

初めてスカイプを利用した時は、本当にビックリしました。無料で、通話が出来るだけではなく、スカイプビデオを利用して、相手の顔も見れる、テレビ電話タイプは、驚愕でした。
雑誌などで、よく取り上げられていたので、存在は知っていましたが、自分自身が利用するとは、思いませんでした。

無料IP電話を支えるピアツーピア技術 Skypeの仕組み 入門』を読んで、その時の頃を思い出しました。

よく、取り上げられるインタヴュー内容ですが、スカイプ・テクノロジーズCEOの二クラス・セントローム氏の「限りなく少ないコストで運用しつつ、skypeoutなどからの若干の収入があがればよい」は、とても、志が高いな~ぁと思います。

やっぱり、インターネット利用は、ユーザーが限りなくコストをかけずに利用する点が、原点だと思いますので、二クラス・セントロームCEOの言葉は、心に響きます。


家電量販店でも、スカイプ用の周辺機器が多く販売されている点を見ても、かなり、認知されたと思うskype(スカイプ)のこれからの動向が楽しみです。

中小零細企業でも、ビジネスにskype(スカイプ)が、普通の固定電話と一緒に使われる日も近いかもしれません。


  


Posted by 沼口 一幸 at ◆2006年08月19日16:51web情報関係