日本経済 経営者、従業員 共に 闇・・・

書店で、『仕事がない!-求職中36人の叫び』のタイトルが目に入り、購入して、読みました。
求職者の体験が、4ページ、それぞれ、掲載されています。

読んでいると、「暗くなります」が、これも、また、現実なんだと感じました。
2008年のリーマンショック以降、中小、小規模企業の倒産が、増加していたように思いましたが、やはり、雇用される従業員も、厳しい現状なんだと、書籍を読んで、改めて感じました。

政府が毎年発行している『中小企業白書』の2010年版の第1章で、リーマンショック以降の中小企業の景況などについて、統計などの記載がありましたが、この書籍を読んで、本当に暗くなりました。

新規雇用が増えるのは、創業による雇用創出とのことで、政府も、事業推進をしていますが、この経済状況では、厳しいような・・・

国内需要も少ないため、海外展開、特に、アジア諸国の取り組みも同じく、政府は事業推進をしていますが、海外で、事業を展開できる人材や、ノウハウも、そう簡単にできないような・・・

私見ですが、この著書『仕事がない!-求職中36人の叫び』により、今、置かれている日本の現状がひとつ、分かるように思います。

国策に携わる方に読んで頂きたい著書のように感じます。



  


Posted by 沼口 一幸 at ◆2011年08月21日11:23社会経済について