㈱アスキービジネス編集産官学連携×ITでものづくりの復活!

アスキーの知人から、奥山睦著大田区スタイル ~産官学連携×ITでものづくりの復活!㈱アスキーアスキービジネス編集部を頂き、本を読みました。

内容は、以下の通りです。
第1章 IT化失敗からの復活
第2章 大田区製造業者の横顔
第3章 大田区製造業の『今』
第4章 ものづくりを支援する
第5章 ものづくりの未来

「第1章 IT化失敗からの復活」では、大田区の歩み、特にIT活用における同区の失敗を教訓とした取り組みが、分かりやすく紹介されていました。
財団法人大田区産業振興振興協会 http://www.pio.or.jpの事例紹介、大田区異業種交流会TAO21 http://www.tao21.netの方のホームページなどは、業界を問わず、とても参考になると思います。

「第2章 大田区製造業者の横顔」では、大田区で活躍されている企業紹介および、事業紹介は、その企業の歴史を踏まえた経営者の将来展望など積極的な取り組みがとても印象的でした。

第3章 大田区製造業の『今』では、大田区の「こころ」をニホンに残し(本社が大田区)、タイにて国際化に対応する試みも時代の流れに対応した中小企業の現在の姿を象徴していると感じました。

「第4章 ものづくりを支援する」では、国や地域、官民産が協力して、お互いが切磋琢磨しながら、取り組んでいる姿、「第5章 ものづくりの未来」で紹介された若者向けの取り組み、地域ぐるみで行なわれている事業は、とても参考になりました。
民の力なくして、地域再生は難しいという点を改めて感じました。


中小企業の「」の技を生かす場がなければ、利用されず廃れてしまいます。

中小企業の多くが苦手とする、宣伝広告、つまり営業力をどう強化するかが、自分自身もよく、工業系の町工場の社長とお話をしますが、やはり重要になってくると思います。

自社製品のアピール、この点につきると思います。

ITを利用して、自社をアピールをしたり、2007年以降の団塊の世代とともに、消えてしまっては問題となる技術力をカバーする点が、やはり重要だと感じました。

ご興味ある方、是非こちらから大田区スタイル ~産官学連携×ITでものづくりの復活!を読んでください!




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